【ごあいさつ】創立20周年記念発表会終演
【ごあいさつ】
おかげさまをもちまして、スタジオ創立20周年記念発表会の幕を無事に下ろすことが出来ました。
お越しくださった皆さま、お力添えいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
また、沢山の温かいメッセージやお心遣いをいただきありがとうございました。
スタジオがあゆみを始めてから20年。
過ぎさった日々は短く感じますが、スタジオを始めた頃は幼かった生徒たちが学業を終え、成人し、社会人として独り立ちするまでを見届けて20年…と考えると改めて長い期間だったことに気づかされます。
私自身、踊ることが大好きで始めたバレエも指導をしながら続けるのは思うほど容易ではなく、苦しいことや泣きたくなるようなことが何度もありました。
心が折れそうになった時、いつも支えてくれたのは信頼してついてきてくれた生徒たちの存在です。
今回はスタジオとともに20周年を迎える生徒が4名在籍しており、幸せなことに今年も同じ舞台に立てることになりました。
生徒たちと同じ舞台、同じ作品の中で気持ちを共有できることが私の一番の喜びです。
今回の演目「ロミオとジュリエット」は私の長年の憧れで、いつかは全幕で上演したいと考えていた作品です。
生徒さんが出演する発表会で上演されることはほとんど無く、小さなスタジオでこの大作は無理かもしれないと悩みながらも私がまだ全幕作品を踊れる間に生徒たちに本物の舞台を経験させてあげたいという気持ちで上演を決定しました。
場面も多くストーリーも複雑で形になるまで試行錯誤の連続でしたが、経験豊かなゲストの先生方のお力をお借りして実現出来た作品です。
男性ゲストの先生方には舞台の演出、構成など助言をいただき、女性ゲストの先生方には作品についてのアドバイスや踊り以外の部分でも細やかなサポートをしていただきました。
ご尽力賜わり本当にありがとうございました。生徒たちにとっては大変難しい作品だったと思いますが、この貴重な経験が皆にとって財産になるはずです。
この舞台での経験を忘れずこれからも本物のバレエを学んで欲しいと願っております。
また、この舞台を観てくださった皆さまに出演者一同の熱意と想いが届いていれば幸いです。
改めましてご来場いただきました皆さま、お力添えいただいたゲストダンサーの皆さま、いつも素敵な舞台を創ってくださるスタッフの皆さま、楽屋裏を支えてくださった先生方、日頃よりスタジオを応援し、ご協力くださっているご家族の皆さまに深く感謝し、心より厚くお礼申し上げます。
これからも当スタジオのあゆみを温かく見守っていただき、ご支援を賜りますよう、これからもよろしくお願い申し上げます。
要垣内康子バレエスタジオ
要垣内康子
私のバレエ人生の集大成となる舞台を終え、今はまた次のステップに向けて緩やかに気持ちを切り替えております。
今回お世話になりました皆さまに個別にお礼を申し上げたいのですが、少々お時間を頂戴することになりそうですので、皆さま今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。